心の持ち方

先日の講座で取り上げられた内容ですが、「う~んそうだなあ!!」と共感したり、反省したり・・・。
「心の持ち方」というタイトルで常岡一郎氏の著作から抜粋されたものです。
*自分一人の尊さを知る。今日一日、今一刻の有難さを知る。これを離れて
人生はない。大切にしなければならないのは今日一日の生き方である。大きい理想、高い希望も大切だが、それらは今日、今、自分自身からのみ生まれて来る。
*仕事は辛い。しかしこれもつとめだ。と思って働く人は疲れやすい。辛抱は暗い心の姿だ。明るく開ける道は、仕事を楽しむことである。働くことが好きな心。これには暗さがない。働くほど自信ができ、喜びも湧く。何でも勇んで取り組む構え、常に明るく働く心構え、これが一番楽しい生き方になる。
*心の花。悲しみは心を閉ざす。病みわずらい、怨みなどは暗い心、開けない心である。今までうらみのろっていた心も、なるほどそうかとうなずけば明るく晴れる。心が開ける。うなずく心、陽気な心、感謝の心、感激の心、これが心の花の開いた姿である。
氏は、病気で嘆く日々を送っていたが「比叡山も高野山ももとは誰も住まない田舎だった。そこに徳の高い人が住み、人が集う所となった。あなたも徳を積んで病気と縁を切りなさい」といわれ、奮起したそうです。そして修養団体を立ち上げ、月間誌を発行したり、講演活動をして人のために人生を出し切ったそうです。

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