カテゴリー : 2011年 10月

豆腐

またいい詩を教えていただきました。
「豆腐」
信仰はお豆腐の様になることです
豆腐は煮られてもよし
焼かれてもよし 揚げられてもよし
生で冷奴でご飯の菜によし
湯豆腐で一杯の酒の肴によし
柔かくて老人病人のお気に入り
子供や若い者からも好かれる
男によし女によし貧乏人によし
平民的で気品もあって
上流へも好かれる
行儀よく切って吸物となり
精進料理によし
握りつぶして味噌汁の身となり
家庭料理に向く
四時春夏秋冬いつでも使われ
安価でありご馳走として
外客の招宴にも迎えられ
簡単な自炊生活にも喜ばれる
女は特に豆腐のようであるべき
徹した人は豆腐の如く柔かく
平凡に見えて非凡なり

丁度よい

すっかり秋ですね。我家の周りはコスモスが咲き誇り、今が一番の見頃です。
さて、佛様の言葉を教えてもらったのでここに記します。
 「丁度よい」
顔も体も名前も姓も 
お前にそれは丁度よい
貧も富も親も子も
息子の嫁もその孫も
それはお前に丁度よい
幸も不幸も喜びも
悲しみさえも丁度よい
歩いたお前の人生は
悪くもなければ良くもない
お前にとって丁度よい
地獄へ行こうと極楽へ行こうと
行ったところが丁度よい
うぬぼれる必要もなく
卑下する必要もない
上もなければ下もない
死ぬ月日さえも丁度よい
佛様と二人連れの人生
丁度よくないはずがない
丁度よいのだと聞こえたとき
憶念の信が生まれます
南無大師遍照金剛