ひな祭りと桃の花

3月3日は、ひな祭り。なぜ桃の花を飾るのでしょうか?1カ月遅れの旧暦ならサクラも咲く頃なのに…?それは古代中国では、吉兆を占うことから桃という字があてられたよです。また、桃の花は、明るく、春早くに咲き、陰気な冬を終わらす陽の花とみられたそうです。陽のパワーがいっぱいということです。病気や魔物は陰であり、それをはらうには陽の力が必要であり、桃はそれを備えているとみられたそうです。日本でも桃太郎の鬼退治がそこから作られたようです。女の子の健やかな成長を願い、邪を退けるには、桃の花は華やかでふさわしといえるでしょう。(東京農業大学 湯浅教授の手記より)

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